浴槽手すり

浴槽手すりとは?

浴槽手すりは、浴槽のふちに挟み込んで固定し、浴槽の出入りの際に使う手すりです。浴槽に対して横を向いてまたぐときに便利なものと、正面を向いてまたぐときに便利なものとがあり、手で持つ部分の向きが浴槽と直角のものと平行のものがあります。

 

最近は、手すりをつけたまま浴槽のフタができるタイプのものが多く出回っていますね。

浴槽手すりの選び方は?

浴槽手すりは、付ける位置によっては、浴槽をまたぐときにじゃまになることがあるので注意しましょう。また、浴槽手すりは、座って入る人には不適ですので注意してくださいね。

 

それから、付けたままフタを閉められるものも、中にははずす必要があるものもあるのでよく確認しましょう。なお、浴槽の幅をきちんと確認してから選びましょう。

 

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既存のお風呂に浴槽手すりは付けられるの?

既存のお風呂の浴槽横向けに、手すりのバーだけつける工事は可能なのでしょうか?

 

これは、浴槽自体につけるのか、あるいは在来のタイル壁か、UB(ユニットバス)かによっても違ってきます。浴槽の場合でしたら専用のハンドルがありますが、完成状態では組むことはできません。これは、裏から螺子止めするためです。

 

この場合は、福祉用商品に浴槽を挟み込む手すりがありますのでそちらを利用されることをおすすめします。ちなみに、福祉用品店にカタログがあります。ホームセンターなどでも買えるはずです。

 

タイル壁やモルタルの場合は、浴室用なら問題ないですが、固定用のプラグを入れるための壁にドリルで穴あけをする必要があります。後は窓枠や柱などに固定するという方法もあります。

 

UB(ユニットバス)の場合は、UB自体の壁の強度が不足していて手すりが付けられないタイプもあります。

 

一般的には、最初に下地を壁裏に固定している壁の強度や厚みが充分なものは、後付け用の手すりがあります。沢山のビスで固定するか、あるいは大きな穴からクレセントを入れて挟み込むなどです。必ずUBの構造や強度の確認が必要になりますので注意して下さい。

どこに工事を依頼したらいいの?

工事を依頼する場合には、工務店や住宅設備業者風呂屋(浴室設備などをメインとする設備屋)、給湯器を取り扱うガス屋などになります。高齢者がいる場合は、ケアマネ経由や福祉業者でも可能です。

浴槽手すりはいくらくらいなの?

金額については、TOTOやLIXILなどきちんとした製品だと定価で2万円前後します。工賃は現場の状況や業者次第です。ホームセンターで買ったり、安価なものだと1/4位からあります。ただし、取り付け条件の見極めが必要になります。

浴槽手すりは自分で付けられる?

自分自身で浴槽手すりを取り付けることももちろん可能です。ただ、適当に取り付けてしまうと、力が掛かったときに、外れたり、壁が破損することがありますので注意が必要です。

 

なお、取り付け可能な条件があったりしますので、適切な場所に付けられないといったリスクもあります。

 

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